夜景を撮影してみよう
デジタル一眼レフカメラを持っているなら、一度は夜景を撮影してみたいと思うものですね。
しかし、夜景の撮影は難しいと思ってしまったり、
いざ撮ってみると、真っ暗だったりブレてしまったりと、なかなか上手く撮れなかった経験はありませんか。
コツさえつかめば、初心者の方でもキレイな夜景は撮影できます。
夜景撮影の準備
遅いシャッター速度で撮影する夜景撮影には、三脚が必須になります。
で手持ちでの夜景の撮影は不可能と考えた方が良いです。
さらに、レリーズやリモコンがあると便利です。こちらは、セルフタイマーで代用できます。
→ オススメの三脚
撮影場所にもよりますが、手元や足元を照らすためのライトを持っていると便利かもしれません。
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カメラの設定
まず、撮影モードをマニュアル(M)に設定します。撮影環境によっては、絞り優先モードで撮れる場合もありますが、マニュアルモードで撮影した方が確実にキレイに撮れます。
マニュアルモードと聞くと難しいように感じるかもしれませんが、一度設定を覚えれば、環境に合わせて設定を変更していくだけなので、勇気を出して一歩踏み出しましょう!
レンズ側の設定になりますが、オートフォーカスがついている場合はMF(マニュアルフォーカス)に設定し、手ぶれ防止機能も切っておきましょう。
さらに、スタビライザー(STABILIZER)がついている場合はオフにしましょう。
撮影してみよう
カメラ本体を三脚にしっかりと固定し、ISO感度は100~200程度に、ホワイトバランスはオートに設定します。
撮影したい方にカメラを向けて、絞りをF6.0~8.0程度に設定します。開放しすぎるとボケてしまうので注意しましょう。
ファインダー内、もしくは液晶画面に下画像のようなインジケーターがあるので、真ん中に針がくるようにシャッター速度を設定します。
シャッター速度1~30秒程度で真ん中に来ると思いますが、暗めの撮影環境の場合は少しISO感度を上げてみてください。
シャッター速度の設定が完了したら、次はピントを合わせていきます。
ピントが合わせにくいときは、「ライブビュー機能」を使い、液晶画面で拡大しながら合わせていくと上手くいきます。
ピントがあったところで、シャッターを切ります。この時レリーズがない方は、セルフタイマーを2秒程度に設定して撮影すると良いです。
設定を変えて撮影する
撮影ができたら、シャッター速度を少し変えて撮影しましょう。
インジケーターがプラスで撮影すれば明るくなり、マイナスで撮影すれば暗くなります。
撮影環境によっては、インジケーターの真ん中で撮影するよりも、プラス側やマイナス側で撮影した方が出来栄えがいい時もあるので、真ん中とプラス側とマイナス側と色々な設定で撮影しておきましょう。
三脚が使えない環境での撮影
夜景の撮影に三脚は必須ですが、三脚を使えない撮影環境(船から港の夜景を撮影やイルミネーションなど)では、手持ちでの撮影になります。
手持ちでの撮影では、ISO感度とF値がポイントとなります。
F値をできるだけ小さく設定し、ISO感度を1600程度まであげれば、キレイに撮影できます。
ISO感度を上げると、どうしても画質が悪くなりますが、SNSやブログに公開するぐらいなら、十分な画質で撮影できます。
撮影することを優先するのであれば、ISO感度をあげて撮影すれば、それなりに撮影することが可能です。
夜景をキレイに撮影するコツ
・三脚は必須!レリーズがあればベター
・フラッシュをたかない(人物を一緒に映す場合は除く)
・設定を色々変えながら、何枚か撮影する
・三脚が使えない場合はISO感度を上げる
F値やシャッター速度など具体的な数値を紹介しましたが、あくまでも目安と考えてください。
撮影環境に合わせて、数値を変更して撮影しましょう。
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