圧縮率とは
デジタルカメラでは画素数の他に「圧縮率」を設定することができます。
圧縮は画質に影響を及ぼします。圧縮はカメラ内部などで非常に複雑な作業を行っています。
イメージしやすく表現するなら、色の間引きを行っているといえます。本来微妙に異なる色の粒を、それぞれ別の色データとして保存すべきところを、省略して同じ色の粒として記録することで、全体のデータ量を減らしているわけです。
その圧縮する度合いを「圧縮率」といい、「ファイン」や「ノーマル」で表します。
圧縮という処理は画質を劣化させるのですが、圧縮のレベルを抑えることによりその影響を人間の眼ではほとんど判別がつかない程度に抑えられます。
このように、デジタルカメラは、「画素数」と「圧縮率」を組み合わせることで、全体の記録画質を決定しています。
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