シャッター

「シャッター」は、光がセンサーにあたる時間を制御して、光の量を調整するための仕組みです。

シャッターはシャッターボタンを押すことで、設定された時間開き、センサーに光を当てます。

シャッターボタンを押すことを、「シャッターを切る」、「レリーズする」などと言われます。

シャッターは「センサー」の前に配置されており、先幕、後幕と呼ばれる2種類の幕で構成されています。

シャッターボタンが押されると先幕が開き、その後シャッター速度に応じた間隔をおいて後幕が開きます。

その瞬間でセンサーに光を当てます。

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シャッター速度

シャッター速度とは

シャッター速度とは、光をイメージセンサーに当てる時間を指します。

簡単に言うと、シャッターが開いている時間のことです

。普段シャッターは閉じていて、シャッターボタンを押すと、設定した時間だけシャッターが開いてイメージセンサーに光が当たる仕組みです。

シャッター速度は秒を基準に分数で呼ばれます。

基本となるシャッター速度は、1、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125、1/250・・・という並びです。

カメラ本体では、2、4、8、15、30、60、125、250・・・というように分母で表示されます。

シャッター速度の重要性

写真を撮影する上で「光」はとても重要はものです。

イメージセンサーに光を当てる時間をシャッター速度で決めて、光を当てる量を絞りで決めます。 

→ 絞りについて

→ 絞り値とシャッター速度の関係

光の条件は常に一定ではありません。

例えば、屋外では日中と夕方では明るさが違いますし、屋内であっても照明の数や種類によって違ってきます。

それぞれの撮影する条件によってシャッター速度を調整し、適切な光の量をイメージセンサーに当てることを意識する必要があります。

明るい場所でシャッター速度が遅いと、真っ白に白飛びした写真になってしまいますし、逆に暗い室内や夜の撮影時にシャッター速度が速いと、真っ黒に黒つぶれした写真になってしまいます。

ちょうど良い明るさの写真を撮影するためにはシャッター速度を調整する必要がありますが、一般的なコンパクトデジタルカメラやデジタル一眼レフカメラの全自動モードなどでは、カメラ本体が自動的にシャッター速度を調整してくれます。

→ 撮影モードについて

まとめ

「シャッター速度」と「絞り」は基本中の基本ですが、とても重要な要素になります。

「絞り」はセンサーに当てる光の量で、「シャッター速度」はセンサーに光を当てる時間と覚えるとわかりやすと思います。

初めのうちはわかりにくいかと思いますが、徐々に理解をしていき、良い写真を撮れるようになっていきましょう。

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