「効果」パネル
「効果」パネルは、写真の補正よりも、作品作りのための機能として用意されています。
写真にあえて黒や白のぼかしを加えることで、被写体を際立たせることができます。
この機能を使えば、疑似的ではありますが、枠をつけることも可能です。
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「切り抜き後の周辺光量補正」
やり方はとても簡単です。
「効果」パネルの「切り抜き後の周辺光量補正」を調整すると枠をつけることができます。
先に基本補正などを済ませて全体のイメージをみてから、「切り抜き後の周辺光量補正」を調整することをおすすめします。
各項目について
スタイル
ハイライト優先 ・・・ 明るさが優先されるため、色が変化しやすくなります。暗くした場合は濃く、明るくした場合は薄くなる傾向があります。
カラー優先 ・・・ 元の色を維持したまま明るさが変化します。暗くしても明るくしても自然な仕上がりになりやすいです。
オーバーレイをペイント ・・・ 明暗の変化はせずに、写真の周りにグラデーションを乗せている状態になります。暗くする場合は不自然な仕上がりになりやすいので、注意が必要です。
適用量
真ん中の「0」で枠がなくなり、左にスライドさせると暗く(黒く)なり、右にスライドさせると明るく(白く)なります。
数値によって枠の濃さが変わります。
中心点
枠の大きさを調節できます。
数値が小さいほど写真の四隅から中心に広がります。
残念ながら枠の中心点を移動させることはできません。
丸み
値が小さいほど枠が楕円形になり、「-100」でほぼ四角になり、「100」にすると真円になります。
ぼかし
数値をあげると枠がぼけていきます。
枠の輪郭を出したい場合は数値を小さく、ビンテージ風の表現をする場合は数値を大きめにするといいでしょう。
ハイライト
「ハイライト優先」又は「カラー優先」に設定し、「適用量」を負の数値に設定した時に適用されます。
数値を高くするほど、写真の明るい部分が広がります。
まとめ
本来は枠をつけるための機能ではありませんが、上手く調整すれば、枠として使用することもできます。
また、本来の使い方をすればビンテージ風な写真に編集することもできます。
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