写真の分析と組写真の「ものがたり」

今回は、組写真の組み方を少し詳しく考えてみましょう。

1枚目の人物の写真をよく見ていきます。
写真の中に写っているものを書き出しましょう。

具体的に、

  • 色 :どんな色があるか
  • 形 :どんな形が隠れているか
  • 構図:横線 縦線
  • 目線:上からか 下からか

色々な要素で共通するものを探していきます。

2015年8月組写真例えば、今年8月の組写真です 
真ん中の人物の写真を見て下さい

  • 色 :黒とベージュ
  • 形 :丸い顔 三脚
  • 構図:縦の線4本
  • 目線:振り向いている

カメラは下から上を向いている。
そして、シャッターに指がかかっていて
声を出しています。

これらの事と、 
上の写真は、カラスのいる石垣が三角なので、
下から上に向かって撮っているように見えます。
色は全体的に黒が多くなっています。
下の写真は、木の黒い影が三角に近く
黒いカラスの羽が地面に落ちています。

なので、組写真全体のストーリーは、
カメラマンが、カラスを追って写真を撮っている。そして、シャッターの音と
カメラマンの声に驚いたカラスが、一枚の羽を残して飛び去った。
と言うような「ものがたり」できあがります。

 

2017年卓上カレンダー完成!

6枚の写真が組み写真カレンダーになりました!

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