撮影に行って 堀川戎

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

1月10日に今年初の撮影に行ってきました。2013年から毎年行っている堀川戎です。

 

この5年毎年のように、堀川戎に撮影に行っているが、今まで一度も組写真に組めたことがなく、どんな風に戎さんを撮影すればいいのかと考えつつ電車に乗った。

地下鉄の「南森町」の駅で降りて少し歩く。

堀川戎の正面の鳥居をくぐり、入ってすぐ左手にある手水舎で両手と口をすすぎ、昨年一年間飾っていた笹をお返しして、本堂に向かいお参りをする。

  

ここから、撮影開始。

いつもの年は、南森町の駅から撮影をしながら堀川戎にくるが、今年はなぜかわからないけれど、お参りを済ませてから撮影を始めようと言う思いが、心に浮かんできた。

 

最初に撮影したのは「神楽鈴」。少々縁起担ぎをし、境内で福笹を売っている人達を撮影し堀川戎神社を出た。

出てすぐを左に行くと、両側に出店が並んでいる通りに出る。その通りを少し行くと右手に射的の出店がある。この店をしている彼と今年も話がしたくて、まっすぐにここに来た。

一瞬、スリムになった彼を見つけ迷った。彼じゃない別の人が店をしているのかと。しかし、お客さんがいなくなり彼と目があうと笑顔ですっと手が伸びて来た。

その瞬間、彼なんだ。握手をした。

「待ってたんですよ!堀川戎で会えると思って、スケジュールを調節しました!春にCDデビューするんですよ、その報告がしたくて!」

スリムになったのは、プロモーションビデオとかテレビ映りのため。とても嬉しく話を聞かせてもらった。

 

彼と初めて出会ったのは、2014のこの堀川戎でのことです。射的のために景品を棚にレイアウトしていたのが、デザイン的でセンスが良くて私の目を引いた。

彼に「写真 撮ってもいい?」と声をかけた。これが、始まり。

その時、撮影したのが上の写真。

「以前、デザインか何かやったことがあるの?」

「写真を少しやってました。おばさんいつから写真やっているの? あの『時を切り取る』っていいですよねー」

「初めは、携帯で撮ってたけど物足りなくなって、カメラを買おうと。それなら一眼レフをと。でも、買ったのはいいんだけど使い方がわからなくて、それで、カメラの学校に行って、今写真を撮ってるの」

などなど、話をして射的の店を後にした。帰り際の彼の瞳の輝きが心に残った。

次の年、彼に会った時、音楽関係で作詞とかプロデュースとかをしていると。

そして、今年に至った。

 

撮影を通して、彼のような人と出会えることがとても嬉しい。また、来年も撮影に来ようと思いながら家路についた。

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