組写真を始めたのは、すでに色々な写真を撮りためていたからです。
それを、三枚に組んで展示することにしました。
最近、組写真だからと言っても、三枚の写真のそれぞれに、なんらかの”思い”や”力強さ”がいるように思える。
中途半端な写真では、本当に組めないのです。
先生が
「人の写真に思いが足りないから、写真を組んでいく事が難しくなっている。写真を撮る時、その人に声をかけて、話をしてから撮らないと」
と言われました。
それからは、人の写真を撮る為に撮影に出かけた。
必ず声をかけて、話をして、話をしながら撮らせていただいた。
しかし、見ず知らずの人に声をかける、そして、写真を撮らせていただくという行為は、とても多くのエネルギーがいる事で、自分自身が元気でないと、なかなか出来ない事に気づいた。
その事をある人に話すと「右手に”志”左手に”恩”を持って、感謝の気持ちを忘れずに頑張れ!」と言ってくださった。それからは、この思いを心の中でつぶやきながら撮影をした。
すると、声をかけさせて頂いた人達が、話をしているうちにだんだん笑顔になっていって、その笑顔に私の心も笑顔になっていた。
感謝の気持ちを忘れずに撮影することにより、相手と自分との間に感じられる思いが写真に現れるのではないでしょうか。
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- Canon EOS60D を背負った60歳の主婦カメラマン
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