組写真の作り方・考え方 2014年2月編【2】

2014年2月組写真ハガキ

前回の続きです。

一番下の写真を見てください。

この写真は、心斎橋に撮影に行った帰りに立ち寄ったカフェで、ロイヤルミルクティーとサンドイッチでちょっと休憩したときに、ミルクティーを飲み終え、ティーカップの底に現れた文字に、「ワォ!」と思わず写真を撮ってしまったものです。

上の2枚の写真と色を合わせるために、レタッチの時に彩度を下げてから(その方が色がのりやすい為)トーンカーブで紫色にしました。

その次に、真ん中の写真の大観覧車の円を受けるような感じで、カップをトリミングしました。

「バレンタインデーに二人で、天保山ハーバービレッジに来て、
観覧車に乗って、彼女はチョコレートを彼に渡して、
お食事をしながら・・・・ もう一度・・・・」
の ものがたり になります。

私は撮影に行くとき、大まかなところ(例えば大阪城公園とか、神戸の北野とか)は決めて出かけますが、細かなところは決めずに出かけます。足の向くまま、気の向くままというか・・・それは、写真を撮ってはいるのですが、私の中では、写真を撮らせてもらっている、巡り合わせてもらっている、という思いが強いのです。

かといって、何も考えていない訳でもありません。こんな写真がとりたい、あんな人に巡り合い、写真を撮らせてもらいたい、とは、日々思っています。

写真を撮らせて頂いた事、巡り合わせて頂いた事に、日々、感謝しながら生きています。