写真の分析と組写真の「ものがたり」
今回は、組写真の組み方を少し詳しく考えてみましょう。
1枚目の人物の写真をよく見ていきます。
写真の中に写っているものを書き出しましょう。
具体的に、
- 色 :どんな色があるか
- 形 :どんな形が隠れているか
- 構図:横線 縦線
- 目線:上からか 下からか
色々な要素で共通するものを探していきます。
例えば、今年8月の組写真です
真ん中の人物の写真を見て下さい
- 色 :黒とベージュ
- 形 :丸い顔 三脚
- 構図:縦の線4本
- 目線:振り向いている
カメラは下から上を向いている。
そして、シャッターに指がかかっていて
声を出しています。
これらの事と、
上の写真は、カラスのいる石垣が三角なので、
下から上に向かって撮っているように見えます。
色は全体的に黒が多くなっています。
下の写真は、木の黒い影が三角に近く
黒いカラスの羽が地面に落ちています。
なので、組写真全体のストーリーは、
カメラマンが、カラスを追って写真を撮っている。そして、シャッターの音と
カメラマンの声に驚いたカラスが、一枚の羽を残して飛び去った。
と言うような「ものがたり」できあがります。
2017年卓上カレンダー完成!
6枚の写真が組み写真カレンダーになりました!