組写真の作り方・考え方 2014年5月編【3】
今回は、3枚の組写真全体を、説明していきます。
5月のテーマ「桜の季節が移り行く」を表すために、柱にどう額を配置すればいいのかを考えました。
(2015年12月1日 組写真とトリミング 参照)
私の心の中のものがたりは、
光り輝く桜の花が散り
その花びらが風に舞い
そして、降りつもる。
です。
上記を表すには、
上に桜の花と額の写真を飾り、
その散った花びらが左下の彼の背中で舞い、
そして、右下の桜の木の下に降り積もりました。
上の写真から、左下へ、そして右へ、という目線の流れで表現しました。
人物の写真(左下)、近い写真(上)、遠い写真(右下)、で組んでいくと、3枚の組写真を表現しやすいと思います。
(2015年9月15日 私にとっての組写真【第二回】 参照)
また、組写真の中に、人の写真を加える。
それだけで、ものがたりに奥行きがでるような気がします。
一度、一回の撮影で撮った写真で、組写真を組んでみてはいかがでしょうか。