201409_ta_line今回は2014年9月に展示した組写真について説明します。

この組写真も初めに、真ん中の男の子の写真を使って組んでいこうと思いました。

彼の写真は、大阪城天守閣前のお土産などを売っているお店の前に、学校の校庭にある朝礼台のような台があります。そこで撮りました。

その上に乗ると、ちょうど大阪城をバックに写真が写せるのです。

 

この写真を撮った頃の私は、どんな写真を撮れば良いのか分からなくなっていました。 先生の所に色々組んで持っていくのですが、全くOKがでなくて‥‥‥

今まで私が撮ってきた写真ではダメなのかなぁ 

 

私が「あっ!」と思うシーンは、シャッターを押そうと思った瞬間、「前にも同じ様な写真を撮った事がある」と、心の中でもう一人の私がつぶやくのです。

本当にシャッターが押せなくなっていました。

途方にくれ、お店の前のベンチに座り、カメラを膝に上に置き「どうしようか?」と思いつつ、行き交う観光客をながめていました。

 

そんな思いの時、ヨーロッパの家族と思われる人たちがいました。(お父さん・お母さん・妹さん・そして彼)

朝礼台の様な所で彼と妹さんの写真を、お母さんが写していました。

この兄弟はとてもお茶目で、ポーズをとったり、おかしな顔をしたりして、

その様子をお母さんが笑顔でシャッターをきっていました。

 また、少し離れた所でお父さんが、たくさんの荷物を持って微笑んでいました。

その様子が目に入った私は、思わずカメラを向けました。

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その時です、彼がこのポーズをしてくれたのは

私も親指を上に向けて「サンキュー!」と

本当に一瞬の出来事でした。

 

写真を撮り続けてきて思うのですが、一つの所でじっと待ち続けていると、

素敵なシャッターチャンス巡り会わせてもらえる気がします。

 

写真の神さまからのプレゼントかな‥‥

 

家のパソコン画面に向い、彼の顔を見ているとなぜか

「ありがとう」の言葉が胸に広がってきました。

 

どんな時でも、心に迷いがある時でも、撮影に行き写真を撮り続けること、

シャッターを押し続けることが、迷いの道を抜け出すのに大切なことように思います。

 


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